ロール測定装置

フォルマー社はロール研磨結果の評価、また最適化をお手伝い致します。
ロールはとても重要なツールです。偏芯的なロールや非同一のプロファイルは、必然的に最終ストリップ評価に悪影響を与えます。

ロール測定装置はオフラインで使用することはもちろん研磨装置で研磨中でも使用することができます。

VSL/VSSシステムは研磨中におけるロール測定装置です。手動式ロール測定装置はオフラインでロールに設置して測定する機器です。

VSL/VSS

VSL/VSSシステムでは研磨中にロール径、ロールプロファイル、粗度、偏芯などを高い精度(±1.0um)で測定することができます。
研磨装置とインターフェイスすることも可能です。

偏芯測定やロールアライメント
偏芯測定やロールアライメント

適切なコンフィギュレーションをセットすることによって、ロールのラテラルアライメントや高さを研磨装置上で正確に測定できるため、ロールのセットアップ時間の 短縮が可能となります。

フォルマー社のロール測定装置は多様な研磨機に対応可能です。また様々なロール径にも対応することができます。

研磨中のロール測定
研磨中のロール測定

ロールチョックで研磨されるバックアップロールやロール端にアタッチできないサイドシフトロールに対しても対応致します。
また、表面に溝が入った形状ロールなどにも特殊な設計で対応可能です。

タブレットPC付手動式ロール測定装置

手動式ロール測定装置は主にオフラインで使用します。ロール上に設置し、手動で動作させます。したがって、端から端までのプロファイルを測定することができます。

1mm毎の測定ポイントで±2umの精度で測定できます。

ユーザーとの長年の協力のもと培った最適な評価ソフトウェアが組み込まれています。本装置には持ち運びが容易なタブレットPCが付属しています。

タブレットPCと手動式ロール測定装置
タブレットPCと手動式ロール測定装置