BFI 形状ロール

BFI形状ロール

形状が品質を決める

VDEh-Betriebsforschungsinstitut (BFI) からのライセンスに基づいて当社が製造する BFI 形状計ロールは、 均質な鋼表面を備えた頑丈なロール本体を備えています。 これらは通常、既存のデフレクターロールの代わりに取り付けられます。

適合性

BFI ロールは直径 200~600mmで個別に製造されているため、 デフレクターロールの代わりにあらゆる圧延機に組み込むことができます。 ロール本体の外面は完全に均質であり、標準的なロール研磨機で再研磨が可能です。

測定ゾーンの幅は17mm以上で自由に選択できます。ゾーン数は、アプリケーションの特定のニーズに合わせて調整できます。

フォルマー社は、スチール、タングステンカーバイド、プラスチック、クロムなどのさまざまな表面仕上げの形状計ロールを提供しています。 また、ウェッジ材ストリップの測定に特別なソリューションも提供しています。 圧延中にストリップに横方向の応力が生じたとしても、ストリップの平坦度が正確に測定されることが保証されます。

デジタル化対応

BFIロール形状計システムはユーザーのデジタル世界に簡単に統合できます。 工場プロセス制御システムとの通信はTCP/IPで行われます。ソフトウェアのパラメータ化とディスプレイの設計はWebベースです。 形状コンピュータと同じネットワーク内にあるWebブラウザを備えたすべてのデバイス(PC、ノートブック、タブレット、スマートフォンなど) で測定データを表示できます。

測定原理 - 詳細技術

BFI形状ロールは幅方向に分布されたピエゾ圧電ゲージを用いています。ピエゾ圧電ゲージはロール表面内部の軸に据え付けられています。 形状ロール上にストリップが通ることで軸方向に生じる張力をピエゾ圧電ゲージで測定します。

永久的な信頼性

検出した信号はスリップリングなど無しにデータ転送され正確に処理されます。スリップリングなどがないためメンテナンスも容易になります。
センサーは現場で容易に交換することができます。
BFI形状ロールはエアーも水などのユーティリティーが必要ありません。