BFI形状ロール

VDEh-Betriebsforschungsinstitut (BFI)からのライセンスを元に製作されているBFI形状ロールは鋼の一体型ロールです。 したがって、既設圧延機で使用されているデフロールの代わりに据え付けることが可能です。

BFI形状ロール
BFI形状ロール

フォルマー社はウェッジ形状(半割れ材)を正確に測定する方法をBFI特許をもとに提案致します。 すなわちコイリングによって生じる幅方向への形状エラー成分を除去し、ストリップの正確な形状を測定できることを保証します。

適合性

200mmから500mmまでのロール径に対応できるためどんな既設圧延機のデフロールも代替として据え付けることができます。 ロール表面は無垢な状態なため通常ロールと変わりなく研磨など管理することができます。

測定ゾーン幅は17mmから対応可能です。ゾーン数はロール幅に応じて決定されます。

フォルマー社は様々なロール表面仕上加工に対応致します。
例:スチール、クロムメッキ、タングステンカーバイト、ゴムなど

測定原理 - 詳細技術

BFI形状ロールは幅方向に分布されたピエゾ圧電ゲージを用いています。ピエゾ圧電ゲージはロール表面内部の軸に据え付けられています。 形状ロール上にストリップが通ることで軸方向に生じる張力をピエゾ圧電ゲージで測定します。

永久的な信頼性

検出した信号はスリップリングなど無しにデータ転送され正確に処理されます。スリップリングなどがないためメンテナンスも容易になります。
センサーは現場で容易に交換することができます。
BFI形状ロールはエアーも水などのユーティリティーが必要ありません。