ロールギャップ制御

世界中の中で直接ロールギャップを測定するシステムを提供できるのはフォルマー社だけです。 ロールギャップ制御はタンデム圧延機やウェッジ材(半割れ材)を圧延機するシステムに優位的に活用できます。

WS,DSで使用されている2つのギャップセンサー
WS,DSで使用されている2つのギャップセンサー



ギャップセンサー本体
ギャップセンサー本体

ロールギャップ制御の核心はWS,DS両側の軸に直接設置される2つのロールギャップセンサーにあります。 これによりハウジングの伸び、ロールベアリングのクリアランスなどによる信号の調整や減衰などを排除することができます。 その結果、AGCの動作は一段と直接的かつ高速になります。

ロールギャップ制御を実施するとウェッジ材(半割れ材)の圧延中に起こり得る蛇行や板ずれ走行やタンデム圧延機でも高荷重による蛇行を防ぐことができます。 また、厚いストリップを圧延するときに先端から終端まで十分に制御できることが特徴です。

厚板プレート圧延機でもロールギャップ制御システムを利用することで効果的な結果をもたらすことが出来ました。

厚板プレート、通常のストリップのどちらでもロールギャップ制御は最初のパスから品質の高い結果をもたらします。